スポーツによって起きる怪我は大きく分けると、2つあります。
捻挫や突き指、転倒などによる突発的な外傷の「スポーツ外傷」と、長期間同じ動きをすることによって
体の一定の部位に負担が掛かり発生する「スポーツ障害」に分かれます。
スポーツの練習中・競技中に転倒などによる突発的な怪我になります。
主な例としては、手首・足首の捻挫、突き指、脱臼、骨折、挫傷、擦り傷などがあります。
早急な処置が重要になります。
野球肩や野球肘は投球動作を積み重ねることにより起こる症状です。
野球肩や野球肘になるとボールを投げるとき肩が痛いだけではなく、そのまま
投げ続けていると投球時に痛みのイメージがついてしまい全力投球が
できなくなるケースもあります。
テニスなどのラケットを使用するスポーツをする人にみられる上腕骨外側上顆炎、または上腕骨内側上顆炎のことになります。
私生活でも支障をきたし、物を運んだり、タオルをしぼったりすると痛みを感じます。
主にバレーやバスケットなどジャンプやダッシュによる、膝関節の屈伸動作の繰り返しにより発生する膝蓋靭帯炎および大腿四頭筋腱付着部炎のことになります。
運動時に膝蓋骨周辺に痛みを感じます。
マラソンや走ることが多いスポーツにより、脛のあたりに鈍い痛みを感じるようになります。痛みの元は骨を覆っている骨膜が炎症を起こしています。
また、脛骨過労性骨膜炎ともいわれています。